【使ってみた】エリクシール ザ セラムはシミに効く?新成分コアキシマイドを徹底検証
長年、エイジングケア世代から高い支持を集める資生堂の「エリクシール」。
そのエリクシールから、満を持して登場した美容液が「エリクシール ザ セラム」です。
発売直後から美容業界で話題となり、その実力に注目が集まっています。

この名前のシンプルさが逆にエリクシールの代表作たる自信を醸し出していますよね!

でもどんな美容液なのか、何がすごいのか実はよく分かりません…。
決して手軽な価格ではないからこそ、効果や向いている肌タイプを知ってから購入したいですよね。
そこで今回は、エリクシール ザ セラムの特徴や成分の秘密、そして私が実際に使って感じたリアルな使用感を詳しくレビューします。
エリクシール ザ セラムとは?特徴を徹底解説
エリクシール ザ セラムは、実は資生堂の長年の研究と最新技術によって作られた実力派美容液です。
美白有効成分と独自のエイジングケア成分を組み合わせ、シミ・乾燥・ハリ不足といった年齢肌の悩みに多角的にアプローチします。
ここからはエリクシール ザ セラムの特徴について徹底的に解説していきます。
エリクシール ザ セラムの基本情報

エリクシールは、資生堂が長年のエイジング研究をもとに開発したブランドで、ドラッグストアで手軽に購入できるのが魅力です。
高機能ながら手の届きやすい価格帯で、内科皮膚科医の友利新先生が「資生堂のボランティア」と表現するほどコスパが高いと話題です。
そんなエリクシールから2024年9月に登場したのが「ザ セラム」。
本体は50mlで8,910円(税込)、付け替え用は8,360円(税込)。
有効成分には美白成分トラネキサム酸を配合した医薬部外品です。トラネキサム酸はメラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐことで知られています。
とはいえ、「トラネキサム酸配合の美容液なんて他にもあるのでは?」と思う方も多いでしょう。

私自身も最初はそう感じましたが、実際に調べてみると”他と違う理由”が見えてきました。
エリクシール ザ セラムの凄さはトラネキサム酸じゃない?
エリクシール ザ セラムの注目すべきは有効成分トラネキサム酸ではありません。
この美容液の最大の特徴は、資生堂が長年の研究を重ねて開発した独自成分「コアキシマイド」。
コアキシマイドは、肌の土台に着目した成分で、シミの発生を防ぐだけでなく、乾燥小ジワやハリのなさといった複合的なエイジングサインにも働きかけます。
さらに、このコアキシマイドを肌のすみずみまで素早く届ける「倍速エッセンステクノロジー」を採用。
独自の高機能成分が、効率よく肌に届きやすい設計になっています。

難しい内容ですが、要はすごい成分がより肌に届きやすくなるということですね。
資生堂の独自成分「コアキシマイド」とは?
コアキシマイドは、資生堂が約30年にわたり研究開発を重ねて誕生した独自成分です。

なんと約2万種類もの候補から研究に研究を重ねて選び抜かれた成分だそうですよ。
基底膜は、表皮と真皮の間で物質や栄養の移動を適切にサポートすることで肌のハリや潤い、透明感を支える重要な構造。
紫外線などの刺激で基底膜がダメージを受けると、シミやたるみ、乾燥などの原因につながります。
コアキシマイドは、この基底膜を壊す酵素の働きを抑える作用が期待でき、健康な状態を保つサポートをします。

さらに、弾力やハリ感をサポートし、乾燥小ジワの改善効果も期待できる多機能な成分です。
コアキシマイドでシミは改善できる?
結論から言うと「これからのシミを作らせない」ことに効果が期待できる成分です。
本来、肌の表皮はおよそ28日周期で生まれ変わり、古い角質とともにメラニンも排出されるため、シミもいずれは消えるはず。

ところが紫外線等のダメージによって基底膜が傷つくと、メラニンが真皮層へ落ちていってしまうことがあります。

真皮層は表皮と違ってターンオーバーしないため、結果として長くシミが居残ることになります。

これが頑固なシミの正体なんですね!
コアキシマイドは基底膜のダメージを防ぎ、メラニンが真皮層に落ちてしまうのを抑えることで「シミの根が深くなるのを防ぐ」働きを持ちます。

つまり、今あるシミを即座に薄くするものではないものの、これからのシミ・くすみを防ぎ、肌全体の透明感を底上げすることが期待できる成分です。
【写真あり】エリクシール ザ セラムを実際に使ってみた感想
美白系コスメを数多く試してきた私が、実際にエリクシール ザ セラムを使って感じたリアルな使用感を紹介します。

こちらがエリクシール ザ セラムの現品。
本体も高級感があって、グラデーションが美しい…。ガラス瓶でしっかりと重みがあります。

蓋の部分だけで持たないように注意してくださいね!
ここからは、実際の写真とともに、テクスチャーや香り、なじみ方などを正直にレビューします。
実際の使用感

実際に手に取ると、乳白色のとろみある美容液状。肌にのばすとスルスルと広がり、スッと吸い込まれるように浸透します。
重たさがなく、しっとりするのにべたつかない使用感です。
香りは公式に「リラックス感のあるアクアフローラル系」とされていますが、実際はほんのり香る程度で強すぎません。
塗布後は肌がふっくらとしてやわらかく整い、乾燥を感じやすい頬まわりも長時間しっとり。

朝メイク前にも使いやすい軽さで、ベースメイクのノリを邪魔しない点も好印象です。
2週間使ってみた感想
シミへの効果はあくまで“予防”が中心なので、目に見える変化はまだありませんが、しっと
りと潤うことで肌全体にツヤが出て、肌が綺麗に見えるような印象を受けました。
美白ケアは即効性よりも継続が大切。肌の土台である基底膜を整えているという安心感があります。
乾燥が気になり始める季節ですが、保湿力のおかげで肌のかさつきが和らぎ、乾燥小じわも少し目立たなくなった気がします。

今後の変化も楽しみです!これからも欠かさず使い続ける予定です!
使用して気づいた個人的なマイナス点
私は水分を抱え込みにくい乾燥肌ですが、Tゾーンだけは年齢とともに皮脂が出やすくなっています。
最初の数日は気合を入れて、朝晩2プッシュを全顔に使用していたところ、2〜3日後に鼻まわりに小さなニキビができました。
保湿がしっかり効いているぶん、皮脂が出やすい部分には少し重かったのかもしれません。
今は朝は乾燥が気になる目まわり中心、夜は全顔にしっかり塗るように調整しています。

肌質によっては、様子を見ながら使用量や部位を変えるのもおすすめです。
エリクシール ザ セラムおすすめの使い方
エリクシール ザ セラムの効果を最大限に引き出すには、使うタイミングと組み合わせがポイントです。
基本の使い方を押さえながら、同じシリーズでのライン使いも検討してみましょう。
基本の使い方
使用手順は、洗顔 → 化粧水 → ザ セラム → 乳液の順番です。
1回あたり2プッシュを目安に、気になる部分を中心に顔全体へやさしくなじませます。
使用量を守れば、1本で約1.5ヶ月ほど使えます。朝晩のスキンケアに取り入れることで、ハリやうるおいの変化をより実感しやすくなります。
ライン使いでエイジングケアを強化

より高い実感を得たい方は、同シリーズの化粧水「エリクシール リフトモイスト ローション&エマルジョン」との併用がおすすめです。
こちらには新成分「コラジェネシス」を配合。
コラジェネシスとは、コラーゲンを増やす働きを持つ成分を複数かけ合わせたエリクシール独自の成分です。

こちらはなんと14万通りの組み合わせから厳選した成分だそう!
リフトモイストローションとエマルジョンで肌を整えた後にザ セラムを重ねることで、よりハリ感や小じわを目立たなくする効果が期待でき、総合的なエイジングケアを行えます。
公式サイトでは定期便も展開
エリクシールでは、定期便も展開しています。
定期便を3回継続するとザ セラム現品を1本プレゼントという超太っ腹な内容。
他にも定期便の継続中にはエリクシール製品のミニサイズなどのプレゼントもあります。
(※プレゼントは変更・終了することがあります。)

エリクシール大好き人間の私は申し込もうかと悩み中です…。
エリクシール ザ セラムで総合的なエイジングケアを
エリクシール ザ セラムは、肌の基盤に着目した美容液です。
資生堂独自の成分「コアキシマイド」を配合し、シミ、ハリ、弾力、乾燥小ジワなど、年齢とともに現れる肌悩みに多角的にアプローチします。
基底膜ケアをシリーズで重ねることで、肌全体のハリ感や透明感をより引き出すことができます。
毎日のケアで続けることで、年齢に負けない明るくうるおいに満ちた印象を目指しましょう。
